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わいとめあコラムVol.7―新リミットレギュレーション雑感―

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皆さんこんにちは、わいとめあです。
今回は、2018年1月より適用されるリミットレギュレーションの雑感となってます。
新制限でデッキはどう変わる?大会環境はどうなるの?などなど解説していきます。
2018年1月より適用されるリミットレギュレーションについてはこちらでご確認ください。

デッキやギミックへの影響

環境トップデッキ【SPYRAL】関連カードが制限カードへ

《SPYRAL GEAR-ドローン》(無制限⇒制限)
《SPYRAL-ジーニアス》(無制限⇒制限)
《SPYRAL RESORT》(無制限⇒制限)

【SPYRAL】は、この3枚が制限カードに指定されました。
《SPYRAL GEAR-ドローン》《SPYRAL-ジーニアス》の2種が制限カードに指定されたので、【SPYRAL】での《機械複製術》は実質使用不能へ。
レベル1モンスターの総数が減ってしまったため、
《SPYRAL-ジーニアス》の(2)の効果を使用して、墓地から特殊召喚
《SPYRAL-ジーニアス》を使いランク1モンスターをエクシーズ召喚
・ランク1エクシーズモンスターを使いリンク召喚
・墓地に送られた《SPYRAL-ジーニアス》の(2)の効果の効果を再び発動
といった定番の流れもやりにくくなりました。
《SPYRAL-グレース》の(2)の効果のサーチ先となる《SPYRAL RESORT》も制限カードに指定されたため、リソースの維持も難しくなっています。
しかし《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》は健在なので、まだまだデッキのポテンシャルは高いです。

トークンでリンク召喚に繋げるギミックも制限、準制限カードへ

《ダンディライオン》(準制限⇒制限)
《BF-隠れ蓑のスチーム》(無制限⇒制限)
《トーチ・ゴーレム》(無制限⇒準制限)
《マスマティシャン》(無制限⇒準制限)
《ローンファイア・ブロッサム》(無制限⇒準制限)
《スケープ・ゴート》(無制限⇒準制限)

トークンでリンクモンスターを出そうセット。
デッキの主軸にもなる《トーチ・ゴーレム》《ローンファイア・ブロッサム》は準制限カードなので、採用デッキへの影響は少ないです。
《ダンディライオン》が制限カードに指定されたこともあり、《ダンディライオン》を手札に引いてしまうと《アロマセラフィ-ジャスミン》を出しにくくなるので、《マスマティシャン》を採用する際は《薔薇恋人》を一緒に採用するのがオススメです。

フィールド魔法へのアクセスがより困難に

《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》(無制限⇒禁止)
《盆回し》(無制限⇒準制限)

《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》がとうとう禁止カードの仲間入りです。
《亡龍の戦慄-デストルドー》でシンクロ召喚でき、フィールド魔法の種類が増えるたびに強くなってきたカードなので、今後もカードプールが増えていくことを考えたら禁止にせざるを得ないカードだと思います。
その他の理由に関しては後述します。
前回の改定では《テラ・フォーミング》が制限カードに指定、今回は《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》が禁止カードになりました。そして《盆回し》は準制限カードに指定され、フィールド魔法へのアクセスが全体的に厳しくなっています。
つまり、今後もテーマデッキのキーパーツはフィールド魔法になるということでしょうか…

次に、《盆回し》は準制限カードに指定されました。
2枚と3枚では大きな差が無いように感じますが、《盆回し》に関しては違います。
3枚使える現在では《盆回し》以外に、
《SPYRAL RESORT》×3
《セフィラの神託》
《竜の渓谷》
このような構成が一般的です。
この構成のまま《盆回し》を2枚に変更した場合、デッキに残っていてほしい《セフィラの神託》《竜の渓谷》の枚数と《盆回し》の枚数が同じになります。
ギミックとしての採用枚数が多く、発動ができなくなるリスクを考えると、これまでに比べて少し使いにくい印象です。

先攻展開デッキの主要パーツも禁止、制限カードへ

《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》(無制限⇒禁止)
《ファイアウォール・ドラゴン》(無制限⇒制限)
《増殖するG》(準制限⇒無制限)

昔から先攻展開デッキの主軸として使用されてきた《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》は禁止カードに、最近の先攻展開デッキの主軸として使用されている《ファイアウォール・ドラゴン》は制限カードへそれぞれ仲間入りしました。
どちらも手札からモンスターを特殊召喚する効果だけでなく、手札の枚数を増やせる効果を持っています。

逆に、先攻展開デッキへの抑止力となる《増殖するG》は準制限から無制限へ緩和されます。
これで先攻展開を抑制できると、より面白いゲームができるようになりそうですね。

今後の大会環境

環境トップに台頭していた【SPYRAL】の主要パーツが軒並み制限カードに指定されたこともあり、環境序盤は【セフィラ】【彼岸】【魔術師】【インフェルノイド】などの様々なデッキが活躍する大会環境になると考えています。
《影霊衣の術士 シュリット》が制限から準制限になった【影霊衣】、《汎神の帝王》が制限から準制限になった【帝】、《海皇の竜騎隊》が準制限から無制限になった【海皇水精鱗】も、まだまだ最近のデッキには負けないポテンシャルがあるので一度デッキを回してみるといいかもしれません。
ちなみに、新リミットレギュレーションに近い環境で行った12月2日の「TCGのへやランキング‐シーズン5‐王者決定戦」の決勝トーナメントには、7種類ものデッキが存在していました。
デッキ分布やデッキリストはこちらの記事からどうぞ。
私の知る範囲での最新の大会結果は以下の通りです。
12月12日開催 オレたちトレカ部CS新制限交流会
4勝0敗 【彼岸】
3勝1敗 【セフィラ】【恐竜】【魔術師】【植物インフェルノイド】【青眼】
オレたちトレカ部CS Twitterアカウントより引用(デッキ分布大会結果)
12月13日開催 ドラマ下北沢PART9店非公認大会
全勝者 【彼岸】2名 【覇王魔術師】1名
ドラマ下北沢PART9店【遊戯王】 Twitterアカウントより引用(デッキ分布大会結果)

次の基本パックの発売日は2018年1月13日(土)。
新規テーマの収録による大会環境への影響を考えると、新制限かつ現在のカードプールで遊べる期間は非常に限られます。
各地で新制限を採用した大会もすでに始まっているので、一度参加してみてはいかがでしょうか?



というわけで今回の制限改定は、環境トップデッキへのテコ入れ、先攻展開デッキへの抑制とバランスの取れた非常に良い改定だと思います。
今後は一体どんなデッキが大会で活躍していくのか…
そして今月発売される『遊☆戯☆王OCG DM PREMIUM PACK 20』『遊☆戯☆王OCG DM LINK VRAINS BOX』には一体どんな新規カードが収録されるのか…!
それでは次回もお楽しみに。

|前回の記事:Vol.6―「王者決定戦」大会デッキ分布&新パックカード採用率ランキング―【アーカイブ】わいとめあの遊☆戯☆王コラム|次回の記事:Vol.8―トリックスター新規カード使い方紹介―



%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%ab ライター:わいとめあ
バンダイ版から『遊戯王』をプレイしている古参プレイヤー。
渋谷CS 優勝
バトロコ杯 優勝
オレたちトレカ部CS 優勝
かもめ亭27~New division~ チーム優勝
その他大型非公認大会準優勝×4などなど
好きなカードは《稲荷火》
ご意見・ご感想等ございましたらTwitterにてお気軽にリプライください。
Twitter:@mokokorian

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