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教えてHachi先生!! ~第5回 カードショップで働くやりがい~

カードショップで働いて得られる経験

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 対価として得られる金銭は「第3回 アルバイトの賃金形態」を見ていただくとして、今回はそれ以外に得られる経験についてご紹介いたします。

 まず、カードショップのアルバイトのなかでも部門責任者には多くの店舗で大きな権限が与えられています。部門責任者になると販売・買い取り価格の調整や、売り場の商品展開や配置変更、公認大会の設定や特殊イベントの企画運営などの仕事を行なう機会が訪れます。さながら「小さな店舗の運営」に近い経験ができます。

 仕入れや買い取りをして、その商品を現金化するまでの流れはすべての営業活動の基礎となる部分です。将来カードショップの経営を考えている人は自分の担当する部門だけでなく、他部門の収支も確認する意識を持つと必ず役に立ちますよ。

Hachiが感じた「やりがい」

 やりがいの感じ方は人それぞれだと思いますが、私がカードショップで働いていた際にやりがいを感じていたことはお客様にリピーター(※)になってもらうことでした。アルバイトとして働いていた時は「どうしたらお客様がまた来たいと感じてもらえるか」を常に意識し、価格、接客、売り場の配置や品揃え等、どの要素をお客様が求めているか考え、試行錯誤を繰り返していました。

 苦労も多かった分リピーターになってもらえると、とても嬉しかったのを覚えています。すごいやりがいを感じましたし、なんだか楽しくなってきて「あのお客様が次に来る時までには、商品の陳列を変更して飽きさせない工夫をしよう!!」とか、「最近毎日来てくれるあのお客様は大学生かな? 学生向けセールを打ち出したら友達を連れてきてくれるかも!!」とか、業務終了後に長い時間考えていて、気が付けば朝だったこともあります(笑)。

 もちろん接客にやりがいを感じる人もいれば、販売数や店舗の売り上げをアップさせることにやりがいを感じる人もいるとは思います。みなさんがカードショップで働く際には、それぞれのやりがいを見つけてください。

※「リピーター=再来店する顧客」のこと

次回予告

 次回は「カードショップで働く前に知っておいてほしい」ことをご紹介いたします。

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前回の記事:第4回 アルバイトのキャリアアップ【アーカイブ】教えてHachi先生!!|次回の記事:第6回 カードショップで働くときに気を付けてほしいこと



kitsune_sml ライター:Hachi(ハチ)
 7歳からカードゲームに触れて育ち、それから20年以上、ありとあらゆるカードゲームで遊び続けている。20歳で某TCGショップにアルバイトとして入社。入社後は遊戯王部門責任者、フロアリーダー、ショップ店長を経験し現場から本部へ転属。スーパーバイザー兼営業として店舗の立ち上げや立て直し、イベントの企画立案・運営を担当した。
 現在は株式会社ウェッジホールディングスに転職、東南アジアの国々にカードゲームの楽しさを伝える事業を担当している。最近のブームは言葉が通じない相手とボディランゲージでカードゲームを遊ぶこと。
Twitter:https://twitter.com/Hachi_tcgnoheya
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