TCGのへや

【たけいのMTGデッキ紹介】シナジー満載のデッキで戦いの幅を広げよう

 こんにちは。「TCGのへや」スタッフの「たけい」です。

 本コラムでは、これから「マジック:ザ・ギャザリング」(以下「MTG」)を始めたい!昔やっていたけど復帰したい!といった方々に向けて、「戦乱のゼンディカー」(以下「BFZ」)のコモンとアンコモンだけで作ったデッキと、スタンダードのカードを使っての改造案を紹介していきます。詳しくは前回のコラムをご覧ください。

白黒ドレイン同盟者-BFZ コモン・アンコモン限定構築-

4 血の絆の吸血鬼
4 ドラーナの使者
4 カラストリアの癒し手
4 マラキールの使い魔
4 ニルカーナの暗殺者
4 物静かな使用人
3 カラストリアの夜警

-クリーチャー(27)-

2 ギデオンの叱責
4 二人戦術
2 完全無視
2 エメリアへの撤退

-呪文(10)-

8 平地
8 
4 進化する未開地
2 亡骸のぬかるみ
1 荒廃した草原

-土地(23)-

※カード名をクリックすると、公式のカードデータが開きます。

デッキの使い方


 前回紹介した「上陸」デッキは高速のビートダウンデッキでしたが、こちらはカード間のシナジー(相乗効果)が満載の中速のビートダウンデッキです。
 「同盟者」も「上陸」と同じく、「ゼンディカー」(2009年)で初登場したクリーチャータイプです。その多くが「結集」という能力語を持っています。「BFZ」の「同盟者」たちはその能力で全体を強化したり、特定の能力を与えて攻撃するものがほとんどですが、このデッキは、≪カラストリアの癒し手≫の「結集」能力である、「ドレイン」とそれによって誘発する能力を駆使して勝利を目指します。ちなみに「ドレイン」とは、『対戦相手にX点のダメージを与える(ライフを失う)。あなたはX点のライフを得る』という能力の俗称です。
 まずは≪カラストリアの癒し手≫と≪ドラーナの使者≫を召喚して、毎ターン相手のライフを削りつつ回復しましょう。≪マラキールの使い魔≫以外のクリーチャーはすべて「同盟者」なので、クリーチャーを召喚するたびに≪カラストリアの癒し手≫の能力が誘発します。さらに≪エメリアへの撤退≫は「上陸」能力によって「同盟者トークン」が出るので、土地を出すだけで≪カラストリアの癒し手≫をバックアップしてくれます。そしてライフを得たことで強化された≪血の絆の吸血鬼≫や≪カラストリアの夜警≫で攻撃して相手のライフを削りきりましょう。
 このデッキの強みは、回復することがクリーチャーの強化につながるので、通常のビートダウンデッキではライフを詰めづらいので、ゲームを有利に進められます。また、≪血の絆の吸血鬼≫と≪物静かな使用人≫は回復するたびに+1/+1カウンターを置くので、数ターン後には放っておけないサイズに成長しているでしょう。

改造するなら


 マナベースを安定させつつ追加の攻め手になる≪同盟者の宿営地≫と≪乱脈な気孔≫を入れましょう。特に≪乱脈な気孔≫は能力を起動しない限りは土地なので、除去されにくいのはもちろん、「絆魂」を持っているので、≪血の絆の吸血鬼≫などとの相性も抜群です。
 呪文はプレインズウォーカーを破壊できる≪破滅の道≫と、「同盟者」を墓地から戦場に呼び戻す≪墓所からの行進≫が欲しいところです。≪墓所からの行進≫は戦場に出せる枚数に制限はありますが、≪カラストリアの癒し手≫とのコンボで、1枚でゲームに勝ててしまうこともあります。例えば≪カラストリアの癒し手≫4枚をコントロールしていて、墓地から「同盟者」を4枚出すか。墓地から4枚の≪カラストリアの癒し手≫を出せば、「結集」が1枚につき4回誘発するので16点「ドレイン」できます。そうでなくてもクリーチャーを複数体並べる必要のある同盟者デッキで、全体除去などで破壊されたクリーチャーを再展開できるこのカードは、非常にありがたい1枚です。もし手に入るのなら、≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫も入れましょう。破壊不可能な巨大クリーチャーというだけでも脅威ですが、毎ターン「同盟者」トークンを出す能力は≪カラストリアの癒し手≫をバックアップしてくれますし、-4能力の全体強化も含め、多方向に強いこのカードは白のビートダウンデッキなら入れておいて損はありません。

使えるデッキの幅を広げよう


 このデッキは1枚1枚のカードパワーが低く、前回紹介した「上陸」デッキのように、序盤から最大火力で攻めることはできません。ですが、≪カラストリアの癒し手≫と≪ドラーナの使者≫の「ドレイン」能力による粘り強さと、毎ターン蓄積されるダメージで、攻められているはずなのに、ライフが逆転しているといった状況になります。除去カードとクリーチャー同士の戦闘で少しずつゲームを有利にしていく様子は、ちょっとしたコントロールデッキを使っている感覚です。
 このデッキはコンボよりのビートダウンデッキですが、相手によってはそのままビートダウンしたり、守りに回ってコントロールしながら戦ったりと、選択肢の多いデッキです。いろいろな戦略が取れるので、使えるデッキの幅を広げるために、一度このようなデッキを使ってみるのもいいと思います。

 最後に改造後のデッキを掲載しますが、そこで使っている≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫は高額で手に入りにくいと思います。他のカードで代用するなら追加の≪マラキールの解放者、ドラーナ≫か≪停滞の罠≫を入れましょう。≪停滞の罠≫は破壊されれてしまうと追放したクリーチャーが戻ってきてしまいますが、多くのデッキに採用されている≪搭載歩行機械≫を対象に使えば、追放するときに1/+1/カウンターはすべて取り除かれるので、戦場に戻ってくるときは0/0なので破壊されます。また、「瞬速」でインスタントを使える時ならいつでも使えるので、相手ターン中にクリーチャー化した≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫を追放することができます。

白黒ドレイン同盟者-スタンダード-

4 カラストリアの癒し手
4 物静かな使用人
4 ズーラポートの殺し屋
4 ドラーナの使者
2 マラキールの解放者、ドラーナ
3 血の絆の吸血鬼
2 風番いのロック

-クリーチャー(25)-

2 魂裂き
3 破滅の道
2 ゼンディカーの同盟者、ギデオン
2 真面目な訪問者、ソリン
2 墓所からの行進

-呪文(11)-

4 同盟者の宿営地
4 コイロスの洞窟
1 亡骸のぬかるみ
1 磨かれたやせ地
2 乱脈な気孔
6 平地
6 

-土地(24)-

※カード名をクリックすると、公式のカードデータが開きます。

合わせて読みたい関連記事